「君の名は。」を観てきた(※ネタバレ注意)

昨日、映画「君の名は。」を観てきた。

いろいろやるべきことが一段落したから、気分転換に映画でも、、、と。

 

もともと映画をそんなによく観る方ではなく、

アニメや漫画もほとんど観ない。

 

しかし、ネットやテレビで話題になっているのをよく見かけ、

なんでも映像美が素晴らしいとかで、とにかく大ヒットしているらしい

君の名ーを、一度見てみたいと思い映画館へ足を運んだ。

 

ちなみに同時期にゴジラの新作映画も公開されていて話題だったが、

荒々しい描写が嫌いな自分にとっては、ゴジラは対象外だった。

(実際、荒々しい描写なのかは知らない。)

 

 

劇場は思ったより空いていた。

 

都心から少し離れた映画館で夕方に観たのだが、

観客は全客席の2、3割くらいではなかっただろうか。

少なくとも自分の座った横列には、自分以外誰もいなかった。

 

いつも空いている映画館なのか、

実はそんなに人気が無い映画なのか、

はたまた曜日・時間帯のせいかは分からない。

 

何しろ、その映画館に行くのは初めてだから。

 

 

長い予告ムービーのあと、いよいよ君の名ーが始まった。

 

 

 

評判通り、映像がとても綺麗だった。

 

彗星や紅葉、水、東京の風景などどれも非常に繊細で、

 

ただひたすらに美しかった。

 

瀧と三葉の入れ替わりは、ハチャメチャでコミカルで面白かった。

 

人物描写がよくできていて、感情移入しやすかった。

 

三葉(瀧の体)が奥寺先輩とのデートの約束を取り付けた日の夜、

 

泣いていたのは印象深い。

 

直接そのようには描かれていないが、翌日瀧(本物)が目覚めた時に

 

涙が流れていることから、三葉が瀧の体で寝る時に、

 

泣いていたことが想像できる。

 

また、デート当日に自分の体に戻ってしまった三葉が

 

鏡の前で泣いていることから、やはり三葉の心は泣いていたのだろう。

 

瀧が自分以外の女性と親密になるのが悲しくて。。。

(自分で取り付けたデートだが、、、)

 

我慢できずに学校サボって東京へ瀧に会いに行って、

 

会えても瀧には分かってもらえず、失意の中、

 

おばあちゃんに髪をバッサリ切ってもらう。

 

切ない。。。胸キュンだった。。。

 

三葉が可愛いから、余計にキュンとした。。。

 

それだけに、かたわれ時に二人がほんの数分でも出会えたのは、

 

すごく嬉しかった。鳥肌がたった。

 

個人的にはもう少しイチャイチャが見たかったかも。。。。

 

二人は結局お互いの名前を忘れてしまうけど、瀧が三葉の手に書いた

 

「すきだ」

 

も、良かった。そうくるか、と。。。

 

またラストでハッピーエンドになるのも良かった。

 

秒速5センチメートルみたいに、すれ違いだとやっぱ悲しいし。

 

 

いろいろツッコミどころはあるのだが、それでも十分面白かった。

 

映像、人物描写、ストーリー、音楽、どれも素晴らしかった。

 

音楽については、観終わってからよくyotubeで何度も聴いている。

 

どれも素晴らしい曲だった。作品にマッチしていた。

 

そしてとにかく三葉が可愛かった。。。髪型良かったな。。。

 

あの描かれ方は、かなり男子受けが良いだろうと思われる。

 

 

 

...とまあ、そんなこんなで、とにかく楽しめたので良かった。

 

人に勧められるかと聞かれれば、うん、と答えるだろう。

 

観終わって、なんだか元気が出て、頑張ろうと思った。

 

けど、もう少し余韻に浸ろう。